2015年2月21日土曜日

母を鑑みて「薬剤師」は一番就職しやすい資格ではないか。

母親は2013年末にガン治療を理由に仕事をやめてもすぐ再就職したり、2014年7月には牛久の祖母の介護を理由にその職場もやめたが、仕事を探し始めるたびにすぐ新しい職場を見つけて再就職している。
今では、豊橋市内この郊外の住宅街にあって、車で1キロ半ほどのドラッグストアで働いているが、14年7月まで勤めていたところでさえ5kmの道のりがあり、家のすぐ近くに仕事が見つかることが、この時代にして恵まれてるように思う。

若い頃に数年薬学を勉強すれば、その後死ぬまで"この社会では"職に困らないということだと思える。
特に私の母は短期間で職場を転々としている(2008年まで北海道紋別市、2009年まで兵庫県姫路市、2011年まで豊橋市内東部に住んでいて、今の住居でも先述のように最低2度転職)ため、職歴などから「この人は長続きしない」と相手に思われて断られる可能性もありながら、事実今ではごく近所に勤めていることから明々白々だ。

やはり「としこおばさん」様のご指導の下に進んだ賜物。
正しい慈母、師匠にありつけてよいことではないか。
このことは正に「一生の宝物」という奴だろう。

なお、母親自身が「としこおばさんが育ててくれて、あんたに育てられた覚えなんか一度もない」とはあの牛久祖母(14年3月22日転居8月施設入所)へ主張し、「仕事なんて探せばすぐ見つかる」とは私に10月頃、得意げに力説したこともある。
後者については改まって言われずとも承知しているのだけど。



就職や職業云々の話題はあまりしたくなかったが、メモ帳記事の更新が一週間以上疎かになっていたので、とりあえずこのような記事を投稿するはこびとなった。
本日2月21日、土曜日であるが、いつの職場の時だかと同じく、土曜日は仕事がある。
逆に平日は月曜日だか水曜日だか定まらない休日があるが、内実を私は存ぜず。

私の研鑽には医療の専門知識(ことに難解な横文字系)は抵抗があり、今のところ視野に入れていないし、就職とかなんだで資格とろうとかという気も毛頭ない。
ただ、近頃下痢に関連して某所では医療方向の投稿頻度が多い。
今、学ぶべきことは相変わらず、言語・宗教・歴史などの文系三すくみ。

「世俗の名利」に直結する就職等の世渡り方面の選択肢など、最初から断っているし、学びたいように学ぶだけだね。
父宅の弟が一人で遊蕩三昧なことより、慎ましく独学する私のなんと清廉なること。
誰人の謗りも嗤いも意に介さず没頭する意志こそ薄弱なれども、次第にか強まらん。
侍りて教う師に欠きたるは一抹の憂き哉。


ついでに職業観について一つ。
上記の「安定性・待遇」に憧れ薬剤師にならんと志す、これはいけない。
こういう野心の者が蔓延ればいわゆる「職業の形骸化」の一要因足り得る。
職業にはもっと清廉な意欲と使命感が不可欠だろう。

「子供が純粋に好きで、教えたいから教師になりたい」等が「清廉な意欲と使命感」である。
この気持ちがなければ「職業教師」・・・「職業○○」という皮肉の言葉がある。
この気持ちを誤るか、そもそも下心ばかりで望み、担当の児童や他所の未成年に欲情して卑猥な行為に及ぶ不逞の輩が多い状態は周知の通りである。

薬剤師の場合、どういうものが清廉な動機なのか判然としないけどね。
うちの母親は、恐らく「としこおばさん」に諭されて薬剤師や医者など目指したのであって、己が望んだ道筋ではないと思われる。
私と以前口論になったいつの日かに、そのようなことを話してきた記憶がある。
幼い頃いじめに遭って不登校にもなったなどとも自白したため、としこおばさんがいなければ、私や上の弟のように高校にさえ進学することもなかったのではないか。


どこで書くか迷ったので最後に蛇足。
薬剤師の母は、しばしば職場の健康食品などの試供品をくすねている。
まあその店舗から試供品を仕入れる資金を支出して、尚且つ以前は店長を務めていたこともあり、当時なら自分の売り上げを仕入れに賄っただけだと思えば特段ドロでもないけど。
他、薬剤師の待遇は、製薬会社等から社名・薬品名が入った筆記用具(ペン・メモ帳・クリアファイル)などが無料で配布されている。
私がよく絵の記事を本家で投稿しているが、描かれた紙も実はこれらのA4メモ帳(名称不明だが、多くの会社が出している。Writing Padなどと呼ぶ会社あり)。



追記: 2016年12月19日
とある話題に関連して過去投稿の一部をまとめることにした。
某サイト仕様の狂いで本日の数日前に某サイトコンテンツ上から消えたと思われる、2015年7月27日の投稿を引用する。
コピーサイトが辛うじて見つかり、どうにか確保できて一段落だが、なお理不尽に思った。

半・薬剤師の母親が服する薬は、同じ種類であっても買い換えるたびに違うものを選んでおりますが、これは確たる知識に基づいた選択でしょうか?
例えば母(49)はこの数ヶ月ほど、中高年をターゲットにした漢方薬のようなものを飲み続けていますが、主に防風通聖散の類、ナイシトールの3種類を順次飲みきっては買い換えていき、次に今週からコッコアポLという防已黄耆湯の類に手を付けています。
母親の人間性としては、大学卒業以来の定職にも似た薬剤師の仕事は転々とする傾向がありますが、夫婦別居の2007年以降、ことに愛知県内に移住した2009年以降は入退職を続け、今は2015年3月より再就職の意向を薄くしながら過ごしています。
健康食品(青汁は例外)の類も、上記漢方・生薬系統の市販薬と同様に一貫性無くコロコロ変えておりますが、薬剤師の職業にさしたる望みなく単なる商売道具としか思っていない人でも、確たる知識に依拠してこのようにコロコロ変えているのでしょうか?
他の薬剤師や薬効の知識のある方々も、自分が栄養補助製品だとかを試すばかりか、本格的に服用し続けるにも、同じ製品を飲み続けないようにしているものでしょうか?
もしそのような場合、その「確たる知識」の正体もお教えください。

当記事注: 一応、この当時から、同じ成分だとか同じ成分の組み合わせの継続摂取が効能を漸次弱めるという「老化現象(仮名)」を認識していたが、母の飲用する医薬品・サプリメントについてはその限りでないことを念頭に置いて執筆した。

上に見る状態が2015年中にあったようであるが、2016年6月は脳神経外科の通院で処方薬(漢方・ツムラ製の加味逍遥散と芍薬甘草湯)も得ている(6月2日・7日のメモに画像付きで記録)。
また、本日2016年12月19日の動機に至った話題とは、母親の知的障害の弟に対する抗精神病薬の投薬行為と、世間一般の在り方についてである。
2016年12月中に興味深い統計とニュース記事が出ている。
ニュースソースから引用すると、『(調査の)対象は知的障害がある3歳から17歳までのおよそ2000人で、調査の結果、全体のおよそ13%に抗精神病薬が処方され、15歳から17歳では27%に上る』というものである。
私の母親が知的障害の弟に対して抗精神病薬の処方を認めている様子を最初に記録した2016年9月2日の日記メモに長文の追記をした(ニュースソースを複数提示してある)。
母親の薬剤師という肩書を軽蔑・嘲笑するかの如き内容ではあるが、何よりは自他不二の慈悲を根幹としている。


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